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韓国語の看板を読む:子音・母音と音節のまとまりから

子音・母音・パッチムが音節ブロックを作る仕組みを見て、김밥と우유から、保存した韓国語の店名と実際の看板の照合へ進みましょう。

韓国語の看板を読む:子音・母音と音節のまとまりから

韓国語の看板は、最初は複雑な図のように見えるかもしれません。しかし、김밥は大きな文字のまとまりが二つ、우유も二つです。各まとまりの中で子音と母音を見つけられると、保存した韓国語の店名と目の前の看板を、一つずつ照合できます。ここで目指すのは名前を見分ける最初の一歩です。すべての看板の意味がわかるようになったり、韓国語を流暢に読めるようになったりする授業ではありません。

一つのまとまりが一音節を表します

ハングルは子音と母音の文字を別々に持ち、それらを音節単位にまとめて書く文字です。ㄱ・ㅣ・ㅁを横一列に並べるのではなく、김という一つのまとまりにします。ここではこれを「音節ブロック」と呼びます。最初の子音は初声、母音は中声、下に置かれる末尾の子音はパッチム(받침)です。パッチムのないブロックもあります。[1]

まず母音を見つけ、その周りを見てみましょう。縦型の母音ㅣ・ㅏを使う기・바では、最初の子音が左、母音が右にあります。横型の母音ㅜ・ㅠを使う우・유では、子音が上、母音が下です。パッチムがあれば、この組み合わせのさらに下に入ります。これは今回の例の配置です。複合母音を含むすべての文字が、二つの区画だけに分かれるわけではありません。[1]

「基本字母24文字」という説明を見かけることもあります。これは基本の文字を数えたものです。国立国語院は複合字母を別に説明し、初声に使う19文字、中声に使う21文字も示しています。数えている分類が異なるので、数字の違いは矛盾ではありません。今日の看板の照合には、一覧をすべて暗記するより、いくつかの文字の位置を見るほうが役立ちます。[1]

김밥:下の文字も忘れずに

김と밥、二つの音節ブロックが並んでいます。

김밥は、ご飯とさまざまな具を海苔で巻き、切って食べる料理の名前です。[3] 写真の背景色が違っても、文字の中の配置は同じように確認できます。

• 김 = ㄱ + ㅣ + ㅁ:ㄱは左上、ㅣは右、パッチムのㅁは下にあります。

• 밥 = ㅂ + ㅏ + ㅂ:最初のㅂは左上、ㅏは右、二つ目のㅂは下のパッチムです。

写真の太い書体では、線が傾き、互いに近づいています。それでもまず김 | 밥の境界を見つけ、それぞれのブロックの母音とパッチムを分けて見てください。밥の上のㅂだけを見て下のㅂを見落とすと、別の文字と照合してしまいます。料理名の김밥が見えただけでは、店名全体を確認したことにはなりません。同じ料理名を看板に載せる店はいくつもあります。

우유のㅇと방のㅇは役割が違います

우유は牛乳を意味します。[4] 우 = ㅇ + ㅜ、유 = ㅇ + ㅠに分けられます。どちらにもパッチムはなく、上のㅇは音を持たずに初声の位置を埋めています。母音で始まる音節でも、この位置を空白にして書くわけではありません。[1][2]

一方、방 = ㅂ + ㅏ + ㅇの下のㅇはパッチムです。この語の一つの意味は、人が暮らしたり働いたりする空間である「部屋」です。[5] パッチムのㅇには[ŋ]という音があります。 우유の上のㅇと방の下のㅇを、どちらも無音だと考えないでください。[2]

パッチムを見つけることと、正確な発音を覚えることは別の段階です。ほかのパッチムには、次の音節と続くときの発音規則もあります。この記事の分解式は文字の構成を示すもので、発音表記ではありません。自分でローマ字つづりを作って読むより、韓国語基礎辞典の우유の項目など、公式辞典の音声も利用してみましょう。

保存した우산전기を実際の看板と照合しましょう

青い看板の黄色い店名は우산전기です。

ここでは写真に写る우산전기を照合練習の店名として使います。訪問のおすすめでも、現在営業しているという案内でもありません。携帯電話のメモに우산전기を保存したと仮定して、写真の大きな黄色い文字と比べてみてください。

• メモを우 | 산 | 전 | 기の四つのブロックに分けます。区切り線は練習用で、実際の店名には入れません。

• 最初の우 = ㅇ + ㅜは、ㅜの上に丸があります。次の산 = ㅅ + ㅏ + ㄴは、下にパッチムのㄴがあります。

• 전 = ㅈ + ㅓ + ㄴも下のパッチムがㄴです。右側の母音ㅓの短い線は左向きです。その前の산にあるㅏの短い線は右向きです。

• 最後の기 = ㄱ + ㅣには下のパッチムがありません。看板の四つのブロックは、メモと同じ順序で並んでいます。

우산と전기は、それぞれ公式辞典に載っている語です。[6][7] だからといって、この店名の우산をすぐに「傘」と解釈する必要はありません。名前の由来を調べる練習ではなく、保存した韓国語の名前と、写真に書かれた名前が同じかを確かめる練習です。

実際に店を探すときは、店の案内や予約情報から韓国語の店名全体をコピーして保存してください。目立つ二文字が同じだからといって確認を終えず、残りのブロックと支店名まで比べましょう。同じ名前でも別の支店の場合があるので、住所と出入口の確認は別に必要です。手書きや装飾的な書体で一つのブロックがわかりにくい場合は、推測して書き換えず、保存した原文を店員に見せてください。

今日の写真でできる練習は具体的です。김밥で下のパッチムを見つけ、우유の初声ㅇを区別し、その後で우산전기の四つのブロックをメモと順に合わせてみましょう。名前を完璧に発音できなくても、文字の形を照合する練習には役立てられます。意味や発音、文法は、その先で別々に学んでいきましょう。

公式資料

• [1] 国立国語院:ハングルの構成

• [2] 国立国語院:ㅇの音価

• [3] 韓国語基礎辞典:김밥

• [4] 韓国語基礎辞典:우유

• [5] 韓国語基礎辞典:방

• [6] 韓国語基礎辞典:우산

• [7] 韓国語基礎辞典:전기

写真クレジット

• 表紙:Choi Kwang-mo — 송학순대국の看板 · CC0 1.0 · 全体縮小・JPEG再圧縮。

• 김밥:Hippietrail · CC0 1.0 · JPEG再圧縮。

• 우산전기:Choi Kwang-mo · CC0 1.0 · 撮影方向を反映・全体縮小・JPEG再圧縮。