韓国旅行の通信手段:eSIM、物理SIM、ポケットWi‑Fi
SIMロック解除済みのeSIM対応端末にはeSIM、設定のサポートが欲しい端末には物理SIM、一緒に行動する同行者の複数端末にはポケットWi‑Fiが候補です。電話の発信やSMSへの対応、利用期間の開始条件、受け取り・返却条件まで比べてみましょう。
韓国旅行の通信手段:eSIM、物理SIM、ポケットWi‑Fi
SIMロックが解除されたeSIM対応スマートフォンを1人で使うなら、まずeSIMが候補です。eSIM非対応の端末や設定のサポートが欲しい場合は物理SIM、一緒に行動する同行者のスマートフォンやノートパソコンもつなぎたい場合はポケットWi‑Fiを検討できます。料金だけでなく、利用期間が始まるタイミング、速度制限、受け取り・返却条件まで比べると選びやすくなります。商品内容や対応端末、空港カウンターの場所・営業時間は、購入直前の案内を基準にしてください。出典 1出典 2出典 3
旅の条件に合わせて選ぶ
• SIMロック解除済みのeSIM対応スマートフォンなら、eSIMを検討できます。注文前にはEID、利用期間の開始条件、プロファイルの削除・再発行・返金条件、テザリング対応を調べておきましょう。例えばLG U+のData eSIMは、最初にデータ通信を使った時点から利用期間を数え、購入後60日以内の有効化が必要で、決済後のキャンセル・払い戻しはできないと案内されています。出典 1
• eSIM非対応の端末や、設定を手伝ってほしい場合は物理SIMが候補です。パスポートの確認、SIMのサイズ、APN設定について調べ、元のSIMを保管する準備もしておきましょう。
• 同行者の端末やノートパソコンも一緒に接続するなら、ポケットWi‑Fiを検討できます。同時接続台数、バッテリー、保証金、返却場所と期限も選ぶ際のポイントです。
• 韓国で電話をかけたりSMSを送ったりする必要があるなら、Data+Voice商品を比べてください。韓国の番号が付くだけの商品と、実際に発信できる商品では使える機能が異なります。
• 自国の電話番号でもSMSを受け取る必要があるなら、デュアルSIMの設定を準備しましょう。自国回線のデータローミングを止める方法と、SMS・通話にかかるローミング料金を把握しておくと役立ちます。
eSIMは販売国とSIMロックの有無も調べる
同じ機種でも、販売された国によってeSIM機能が異なることがあります。端末の設定やメーカー資料でeSIM・EIDを探し、契約中の通信会社にSIMロックが解除されているか尋ねてください。EIDが表示されても、販売会社の対応機種・販売国・通信網の条件に合うかは別に確かめる必要があります。LG U+はSIMロック解除済みの端末を条件とし、*#06#でEIDを表示する方法を案内しています。出典 1 識別番号が表示された画面は、ほかの人に送ったり公開したりしないでください。
QRコードでプロファイルを追加する際は、インターネット接続が必要な場合があります。QRコードが設定するスマートフォンの中にしかないと読み取りにくいため、別の画面や印刷物、または提供された手入力用コードを安全に用意しておきましょう。QRコードを使える端末や再インストールの条件は商品ごとに異なります。LG U+は、インストールしたeSIMを削除すると復元・再発行できないと案内しています。出典 1 事前にインストールするなら、まず商品規約の利用期間開始条件をご覧ください。インストールした日と利用期間が始まる日は、同じとは限りません。
韓国の番号があっても、利用できる機能は商品ごとに異なります。LG U+はData OnlyとData+Voiceを分け、Data Onlyでは電話の発信・SMS送信ができないと案内しています。出典 1 宿泊先や予約先に電話する予定なら、発信、SMSの送受信、チャージの条件をそれぞれ調べてください。LG U+はData OnlyのSMS認証には対応しておらず、Voice/SMS商品の飲食店・タクシーアプリでのSMS認証と、銀行・行政サービスの本人確認を区別しています。銀行・行政サービスの本人確認には対応していないと案内しています。出典 1アプリ通話だけでよければ、データ専用商品も選べます。
物理SIMはサイズと元のSIMの保管を
eSIM非対応の端末や、設定のサポートを受けたい場合には物理SIMが便利です。旅行者向け商品ではパスポートの確認が必要な場合があります。出典 1出典 2 端末に合うサイズとAPN設定の案内を見て、取り外した元のSIMとトレイは安全に保管してください。デュアルSIM端末では、韓国の回線をデータ通信用に指定します。受け取ったら、空港カウンターを離れる前に動作を試しておくとよいでしょう。
ポケットWi‑Fiは一緒に行動するグループに
スマートフォンの対応状況がはっきりしない場合や、ノートパソコンも接続したい場合は、ポケットWi‑Fiを検討できます。別の機器のバッテリー管理が必要で、別行動をすると機器から離れた人は接続を共有できなくなります。
予約確認書で同時接続台数、データ使用量の条件、モバイルバッテリー、保証金、紛失時の費用をご覧ください。返却するターミナルと締め切り時刻も、旅程に合う必要があります。仁川空港の施設案内にT1のポケットWi‑Fiカウンターが載っていても、当日の営業場所と時間は改めて調べておきましょう。出典 3
自国の番号でSMSを受け取る場合は、韓国の回線をデータ通信の既定回線にし、自国回線のデータローミングはオフにしてください。自国番号で受けるSMSや通話にも、通信会社のローミング料金がかかる場合があります。音声通話の既定回線とiMessage・RCSの設定は、出国前に試しておくとよいでしょう。
空港で受け取ったら接続を試す
仁川空港T1ではKT・SKT・LG U+のセンターが案内され、一部は24時間営業と表示されています。ただし、すべてのターミナル・事業者・カウンターが24時間営業というわけではありません。出典 3 到着ターミナル、入国後に入れるエリア、予約商品の受け取り・返却場所を、空港案内と予約確認書で照合しましょう。
受け取ったら空港Wi‑Fiを利用して新しい回線をオンにし、商品案内に従って、その回線のデータローミングを設定します。APN設定を確かめたら、ウェブページ・地図・メッセンジャーを開いてみてください。音声通話やSMSが含まれる商品は、それらの機能も実際に試します。つながらない場合は、カウンターを離れる前にスタッフに相談してください。

予約・接続・レンタル機器の返却時に確かめたい項目をまとめた概念図です。
空港から宿泊先への移動は、仁川空港→ソウルと、明洞・弘大・江南への経路案内をご覧ください。
図について
• 表紙 — eSIM・物理SIM・ポケットWi-Fi · Sselmoiss制作の概念図。
• 本文 — 予約・接続・レンタル機器返却時の確認項目 · Sselmoiss制作の概念図。
参考資料
• 出典 1 韓国eSIM — LG U+
• 出典 2 訪韓旅行者向けローミング商品 — SK Telecom
• 出典 3 通信・インターネット施設 — 仁川国際空港公社