韓国旅行中に具合が悪くなったら
体調を崩したら、まずどこへ行くかを決めましょう。緊急は119、診察はクリニック、薬の相談は薬局です。状況別の利用ガイドです。
韓国旅行中に具合が悪くなったら
最初に見極めたいのは緊急性です。生命や安全に差し迫った危険があれば119へ。状態が落ち着いていて診察が必要なら医院、薬についての相談や処方せんの調剤なら薬局を探します。本稿は受診先の案内で、診断や医師の判断に代わるものではありません。
電話番号は目的を分けて保存
119は火災・救助・医療の緊急通報です。救急車が必要なら、まず所在地、続いて状況と患者数、折り返し先を伝えます。暴力・犯罪・脅迫・行方不明など警察の保護が必要なときは112。疾病管理庁の1339は感染症・公衆衛生の問い合わせ、観光案内の1330は多言語での情報探しに使います。1330は救急車を派遣しません。通訳を待って119への通報を遅らせないでください。
海外SIMやローミングから短縮番号がつながらなければ、宿泊先や駅、店の人に国内電話からの通報を頼みましょう。VISITKOREAは1330の海外・一般電話向け番号を+82-2-1330とも案内しています。

*原文ではソウルの救急車として掲載された画像。緊急時は通常の車を手配する前に119へ。*
医院へ行くとき
長引く発熱、悪化するせき、軽いけが、発疹、胃腸症状など、命にかかわる切迫した状態ではないものの診察や処方、経過観察を要する場合は地域の医院(의원)が候補です。症状例だけで自己診断せず、診療科と受付時間を電話で確かめてください。英語対応を前提にせず、通訳の有無も尋ねます。
身分証かパスポート、服用薬の写真や一覧、アレルギーと持病の情報、保険会社のアシスタンス番号を用意します。慢性疾患があれば短い診療要約と薬の一般名も役立ちます。
薬局で伝えること
目印は「약국」です。薬剤師は一般用医薬品を案内し処方薬を調剤できますが、韓国の処方せんが必要な薬もあります。海外での商品名だけではなく、有効成分・含量・用法を示しましょう。アレルギー、妊娠、持病、併用薬を伝え、服用回数と期間を文字で確認します。
夜間や日曜・祝日は営業状況が変わります。E-Genまたは公式の休日・深夜薬局案内で候補を探し、出発前に電話をしてください。

*原文の薬局外観画像。「약국」の表示と当日の営業時間を確かめてください。*
救急外来と119
強い呼吸困難、意識消失、大量出血、脳卒中を疑う兆候、重い外傷や強いアレルギー反応など、急に悪化しかねない状態は救急対応が必要です。この列挙は診断基準ではありません。差し迫った危険を感じたら119へ。救急外来(응급실)は到着順ではなく医学的な緊急度で診療します。緊急性が低ければ医院より待ち時間や費用が増えることもあります。

*この写真は実際には米国ニューヨークの薬局(Duane Reade)の外観であり、元の説明にあった「ソウル大学病院救急医療センター」とは一致しません。救急外来の利用手順は本文の説明を参照してください。*
開いている施設を探して受付へ
E-Gen救急医療ポータルで救急外来、医院、薬局を検索できます。表示時刻をうのみにせず、電話で営業を確かめてください。宿泊先に韓国語の問い合わせや行き先の説明を頼む方法もあります。大病院の国際診療センターは営業時間中、言語や会計を助ける場合がありますが、軽症に最短の受診先とは限りません。
現在地の地図ピン、症状の始まった時刻、年齢、アレルギー、服薬内容、該当する場合は妊娠、歩行と呼吸の状態を整理します。処置の可能性があるなら、医療スタッフが安全と判断するまでは飲食を控えましょう。受付では主症状を短く伝え、必要なら通訳を求め、同意書・支払書類は説明を受けてから署名します。
旅行者が直接支払う場合は多いものの、病院と保険会社で手続きは違います。救急対応を妨げない範囲で保険のアシスタンスに早めに連絡し、支払保証や紹介先を聞いてください。保険承認待ちを理由に救急治療を遅らせてはいけません。予定した非緊急受診では見積もりと補償を確認します。パスポートは便利ですが、施設ごとの要件があります。
退院・帰宅前の書類
明細付き請求書、領収書と支払方法の記録、保険会社が受理する診断書・受診証明・診療要約を依頼します。処方せん、検査結果、画像診断報告の写し、施設の名称・住所・電話番号と担当者情報も必要です。救急車を使ったなら、発行可能な搬送・救急記録も尋ねてください。
原本を保管して全ページを撮影し、保険の受付番号を控えます。英文書類には追加費用や発行待ちがあり得ます。翻訳や指定様式、事前承認の要否は加入先の保険会社に確認しましょう。

*原文のアレルギー表示リストバンド画像。アレルギーを口頭でも伝え、記録を取り出せるようにしておきます。*
緊急時は119、警察の保護が必要なら112。感染症などの問い合わせは1339、観光情報は1330です。診療時間と言語対応は利用する当日に確かめてください。