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済州島2泊3日、城山に1泊・済州市に1泊する東部ゆったり旅

初日は咸徳を経て城山へ。2日目は摂地可支を歩き、夜は済州市へ戻ります。牛島への変更や遅い到着、雨の日にも対応しやすい2泊3日の旅程です。

済州島2泊3日、城山に1泊・済州市に1泊する東部ゆったり旅

2泊3日の済州島旅行で島をぐるりと一周しようとすると、移動ばかりが記憶に残りがちです。到着日と出発日を除けば、丸一日使えるのは実質2日目だけ。初日は東へ向かって城山(ソンサン)に泊まり、翌日は東部の海岸を歩いてから済州市の旧市街へ戻る。そんな形にすると、最終日の朝に島の反対側から空港へ急がずに済みます。

昼間に到着し、レンタカーか長距離のタクシー移動を確保できる場合を想定した旅程です。バス利用なら立ち寄り先をさらに絞り、宿と停留所の位置を先に確かめてください。宿泊エリアの選び方は宿泊エリアガイド、空港からの移動は到着後の交通ガイドにまとめています。

1日目:空港 → 咸徳 → 城山

移動手段を整えて昼食を済ませたら、東へ向かう途中で咸徳(ハムドク)の海辺に少し寄ります。ここは予定を消化する場所ではなく、海を見ながら旅の速度を落とすための寄り道。到着に時間がかかったら、咸徳を省いて構いません。この日の大切なことは、無理なく城山へ着くことです。

写真:咸徳の海辺。初日に東へ向かう途中の立ち寄り先です。 撮影: Hong Da Hyeon · CC0.

城山の宿に荷物を置いて、まだ余力があれば城山日出峰の無料散策区間や近くの海沿いを軽く歩いてみましょう。山頂まで登るかは体力と現地の案内を見て決めれば十分です。夕食は宿の近くで済ませ、翌朝のために早めに休むのも旅の楽しみ方。車の受け取り・返却についてはレンタカー利用ガイドを参照し、この旅程では駐車や荷物の移動に余裕を持たせてください。城山日出峰の案内

2日目:城山の朝 → 摂地可支 → 済州市

前日に城山日出峰を見られなかったなら、朝に訪れます。すでに満足するまで歩いたなら、同じ場所を急いで再訪する必要はありません。昼の主役は摂地可支(ソプチコジ)に。海岸を歩き、気になるところで立ち止まり、写真を撮って終わりにしない時間を取ります。風や雨が強い日は、開けた海岸の散策にこだわらなくて大丈夫です。摂地可支の案内

写真:摂地可支の海岸。2日目にゆっくり歩く東部の景色です。 撮影: Engin Cukuroglu · CC BY-SA 4.0.

牛島に行きたいなら、摂地可支に追加するのではなく入れ替えましょう。船で渡り、戻ってくるための時間を十分に取り、天候による運航の変化も確認してください。出かける前に牛島の日帰りガイドを読むと選びやすくなります。

午後は済州市へ戻ります。2泊目を東門市場へ行きやすい旧市街に取れば、荷物を置いてから軽食や夕食を探せます。市場を眺めながら、コギグクスやトンベゴギ、ビントックなど気になるものを選んでも、疲れていたら宿の近くで簡単に食べてもいいでしょう。料理名が分からなければ済州の料理ガイドをどうぞ。ただし、市場全体を雨の日の屋内避難先として予定しないほうが無難です。東門市場の案内

写真:東門市場。2日目の夜に済州市で立ち寄る市場です。 撮影: thddbwnd · CC BY 3.0.

3日目:済州市で少し過ごして空港へ

出発まで時間があれば、東門市場の周辺を短く散歩するか、済州民俗自然史博物館へ行くか、どちらか一つを選びましょう。両方回る必要はありません。食事、レンタカーの返却場所への移動、空港での手続きを考えると、地図上の空き時間は意外に短いものです。早い便なら観光を足さずに空港へ。博物館を選ぶ場合は休館日と現地の案内を確認してください。博物館の案内

到着が遅いとき、宿を一か所にしたいとき

夜遅く着くなら、そのまま城山へ向かう予定に固執しないでください。初日は済州市に泊まり、翌日東へ移動して見たい場所を厳選します。帰りの便が早いなら最終夜も済州市に泊まるほうが楽です。この組み替えでは、昼到着の基本コースより立ち寄り先を減らしましょう。

荷物を移したくないなら、城山に2連泊する方法もあります。ただし最終日に城山から空港へ移動するので、早い出発便には向きません。済州市に2連泊して東部へ日帰りすることもできますが、往復を考えれば咸徳・城山・摂地可支を全部詰め込まず、行きたい場所を選ぶほうが心地よいはずです。宿替えをなくす代わりに移動が増える、その違いで決めてください。

天気が崩れたら

雨や強風の日は、城山の山頂や摂地可支の開けた海沿いに無理に向かわず、早めに済州市へ戻ります。済州民俗自然史博物館で屋内の時間を過ごし、東門市場は天候が許せば短く立ち寄る程度に。博物館の休館や各場所の現地情報は当日に確認しましょう。牛島を選んだ場合は、まず船の運航を確認し、難しければ本島でゆっくり過ごす予定に切り替えます。

短い旅で心に残るのは、立ち寄った場所の数より、海の前でもう少し過ごせた時間かもしれません。城山に一晩、済州市に一晩。この二つの拠点があれば、何を見るかだけでなく、何を省くかも決めやすくなります。

表紙写真:城山日出峰から見下ろす城山と海。Asaf Zebulon · CC BY-SA 3.0。